エムラクールに茶を出せ
2016年7月28日 Magic: The Gathering今週のマジックストーリーが色々とやばい
http://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magic-story/20160727
簡潔に並べてみます(意訳込み)
エムラクールの本格的な攻撃が始まり、ゲートウォッチの面々は心神喪失の状態に陥ってしまった。
リリアナはツンツンしながらもそんな彼らを守り、ヴェールの力でズンビー軍団をけしかけ、一旦はエムラクールを押し戻す。
そんな中、リリアナと旧い付き合い(糞野郎)である鴉の男やヴェールの声が脳内に響き渡る。
彼らはさっさと退散しろとリリアナに呼びかけるが、彼女はガン無視した。
そのうち諦めたようで声は黙った。
一方、ジェイスは精神世界で色々あって、ゼンディカーの伝承通り天使の姿を象ったエメリア(エムラクール)と遭遇。
支離滅裂な会話に混乱するジェイスだったが、なんとかエムラクールにお茶を出す。
エメリアは鉄の輪で閉じられた巻物に何かを書き加えながら、再び意味のわからない会話をジェイスと交わす。
「これは何もかも間違い。私は不完全で、足りなくて、始まったばかり。不毛の怨嗟ではなくて、花が咲くべき。土は受け入れてくれない。私の時じゃない。今はまだ」
やがてエメリアは巻物を片付け、ジェイスとチェスをした。
チェスに勝利したジェイスだったが、突如彼の駒が勝手に動き、殺し合いを始めた。
勝ったはずなのにイカサマだ、ジェイスはそう訴えた。
エメリアはドロドロに溶けたが、声だけが響く。
「ジェイス・ベレレン、これは全部私の駒。ずっとここにあったもの。もう遊びたくないだけ」
「来るの、ジェイス。私が来る。動き続けて。答えを見つけて。でも早く。時の流れは一方向、そしてとても飢えているから」
と言い残した。
(まるでボスケテだ)
一方リリアナは限界が近づきエムラクールに押し戻されていた。
思わず元彼(ジェイス)に役立たずと叫ぶ。
ジェイスは精神世界で自分と対面する。
そう、彼はエムラクールの精神攻撃に備えて、あらかじめ自分を切り離しておいたのだった。
なんやかんやあってジェイスは現実に復帰した。
タミヨウの提案でエムラクールを月に封印することになり、それを実行に移した。
タミヨウが束縛呪文を放ち、
ジェイスがそれをエムラクールに繋ぎ、
そのためのマナをニッサが力線から抽出し、
ギデオンとチャンドラはエムラクールの下僕を押し留め、
リリアナは湿布を貼られて寝ていた。
だが、イニストラードにおいてはニッサが操れる力線に限りがあった。
そのためマナは足りず、呪文は失敗しつつあった。
だが、タミヨウが鉄輪で閉じられた巻物を開き呪文を唱えると、ジェイスに莫大なマナの奔流が押し寄せ、呪文を成功へと導いた。
エムラクールはイニストラードの銀の月へと吸い込まれ、そこにはゼンディカーと同じ三角形を組み合わせた紋章が刻まれたのだった。
リリアナはツンツンデレデレスタンバってゲートウォッチに入った。
タミヨウは吐いて怯えて断った。
ジェイスはタミヨウと話すために、崩れた教会跡を訪れた。
タミヨウはひどく怯えており、とうとう涙をこぼして泣き出してしまった。
なにがあったのか問うジェイスに、タミヨウは途切れ途切れに答えた。
呪文が失敗しかけた時、タミヨウの両目や声、そのすべてがエムラクールに奪われてしまった。
そしてタミヨウの意思など関係なく、エムラクールは鉄の輪の巻物を開いた。
それを読めば、この次元の全てに破壊をもたらす巻物だった。
だが、エムラクールが読んだのは違う呪文だった。
結果も違っていた。
巻物はジェイスに膨大なマナを与えた。
タミヨウが収集し確かに記憶し持ち歩いていた巻物なのに!
タミヨウの声には悲哀だけがあった。
私もあなたも自分たちの物語を生きている。
それはいつか終わってしまう。
しかし、私たちはどれだけの対価を払おうとも、それを引き延ばそうとしている。
だがもしも、あらゆる存在の物語がその実、彼女(エムラクール)の物語でしかなかったのなら、どんな悪しき未来が手ぐすねを引いて待っているのでしょうか?
私たちは本当に勝利したのでしょうか?
やがてタミヨウは暗い空へと去っていった。
残されたジェイスの脳裏に、あの天使の言葉が突き刺さった、知られざる運命の刃が。
『これは何もかも間違い。私は不完全で、足りなくて、始まったばかり。不毛の怨嗟ではなくて、花が咲くべき。土は受け入れてくれない。私の時じゃない。今はまだ』
以上、意訳含みでした。
雑でスマソ。
少し前の物語で、タミヨウが
「何故あれはエムラクールと呼ばれているのでしょうか?」
「彼女がそう名乗ったのでしょうか?」
と聞き、ジェイスは明確な返事ができませんでした。
また、エムラクールが「彼女」と女性格で呼ばれていることも謎でした。
それと今回の結末で提示されたタミヨウの疑念を合わせると、薄ら寒くなってきますね。
次はカラデシュですが、そろそろニコルさん出てきていいのよ?
だいたいそんな感じで。
http://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magic-story/20160727
簡潔に並べてみます(意訳込み)
エムラクールの本格的な攻撃が始まり、ゲートウォッチの面々は心神喪失の状態に陥ってしまった。
リリアナはツンツンしながらもそんな彼らを守り、ヴェールの力でズンビー軍団をけしかけ、一旦はエムラクールを押し戻す。
そんな中、リリアナと旧い付き合い(糞野郎)である鴉の男やヴェールの声が脳内に響き渡る。
彼らはさっさと退散しろとリリアナに呼びかけるが、彼女はガン無視した。
そのうち諦めたようで声は黙った。
一方、ジェイスは精神世界で色々あって、ゼンディカーの伝承通り天使の姿を象ったエメリア(エムラクール)と遭遇。
支離滅裂な会話に混乱するジェイスだったが、なんとかエムラクールにお茶を出す。
エメリアは鉄の輪で閉じられた巻物に何かを書き加えながら、再び意味のわからない会話をジェイスと交わす。
「これは何もかも間違い。私は不完全で、足りなくて、始まったばかり。不毛の怨嗟ではなくて、花が咲くべき。土は受け入れてくれない。私の時じゃない。今はまだ」
やがてエメリアは巻物を片付け、ジェイスとチェスをした。
チェスに勝利したジェイスだったが、突如彼の駒が勝手に動き、殺し合いを始めた。
勝ったはずなのにイカサマだ、ジェイスはそう訴えた。
エメリアはドロドロに溶けたが、声だけが響く。
「ジェイス・ベレレン、これは全部私の駒。ずっとここにあったもの。もう遊びたくないだけ」
「来るの、ジェイス。私が来る。動き続けて。答えを見つけて。でも早く。時の流れは一方向、そしてとても飢えているから」
と言い残した。
(まるでボスケテだ)
一方リリアナは限界が近づきエムラクールに押し戻されていた。
思わず元彼(ジェイス)に役立たずと叫ぶ。
ジェイスは精神世界で自分と対面する。
そう、彼はエムラクールの精神攻撃に備えて、あらかじめ自分を切り離しておいたのだった。
なんやかんやあってジェイスは現実に復帰した。
タミヨウの提案でエムラクールを月に封印することになり、それを実行に移した。
タミヨウが束縛呪文を放ち、
ジェイスがそれをエムラクールに繋ぎ、
そのためのマナをニッサが力線から抽出し、
ギデオンとチャンドラはエムラクールの下僕を押し留め、
リリアナは湿布を貼られて寝ていた。
だが、イニストラードにおいてはニッサが操れる力線に限りがあった。
そのためマナは足りず、呪文は失敗しつつあった。
だが、タミヨウが鉄輪で閉じられた巻物を開き呪文を唱えると、ジェイスに莫大なマナの奔流が押し寄せ、呪文を成功へと導いた。
エムラクールはイニストラードの銀の月へと吸い込まれ、そこにはゼンディカーと同じ三角形を組み合わせた紋章が刻まれたのだった。
リリアナはツンツンデレデレスタンバってゲートウォッチに入った。
タミヨウは吐いて怯えて断った。
ジェイスはタミヨウと話すために、崩れた教会跡を訪れた。
タミヨウはひどく怯えており、とうとう涙をこぼして泣き出してしまった。
なにがあったのか問うジェイスに、タミヨウは途切れ途切れに答えた。
呪文が失敗しかけた時、タミヨウの両目や声、そのすべてがエムラクールに奪われてしまった。
そしてタミヨウの意思など関係なく、エムラクールは鉄の輪の巻物を開いた。
それを読めば、この次元の全てに破壊をもたらす巻物だった。
だが、エムラクールが読んだのは違う呪文だった。
結果も違っていた。
巻物はジェイスに膨大なマナを与えた。
タミヨウが収集し確かに記憶し持ち歩いていた巻物なのに!
タミヨウの声には悲哀だけがあった。
私もあなたも自分たちの物語を生きている。
それはいつか終わってしまう。
しかし、私たちはどれだけの対価を払おうとも、それを引き延ばそうとしている。
だがもしも、あらゆる存在の物語がその実、彼女(エムラクール)の物語でしかなかったのなら、どんな悪しき未来が手ぐすねを引いて待っているのでしょうか?
私たちは本当に勝利したのでしょうか?
やがてタミヨウは暗い空へと去っていった。
残されたジェイスの脳裏に、あの天使の言葉が突き刺さった、知られざる運命の刃が。
『これは何もかも間違い。私は不完全で、足りなくて、始まったばかり。不毛の怨嗟ではなくて、花が咲くべき。土は受け入れてくれない。私の時じゃない。今はまだ』
以上、意訳含みでした。
雑でスマソ。
少し前の物語で、タミヨウが
「何故あれはエムラクールと呼ばれているのでしょうか?」
「彼女がそう名乗ったのでしょうか?」
と聞き、ジェイスは明確な返事ができませんでした。
また、エムラクールが「彼女」と女性格で呼ばれていることも謎でした。
それと今回の結末で提示されたタミヨウの疑念を合わせると、薄ら寒くなってきますね。
次はカラデシュですが、そろそろニコルさん出てきていいのよ?
だいたいそんな感じで。
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