割とMTGのストーリーって好きなので追っかけてるんですが、時のらせんブロック以降のストーリーってドミナリアとあんま関わってないので、なんか別枠って感じですよね。
そんなこんなで、まとめてみようと思います。
私見が色々入ってますがそこは適宜脳内添削してください。
まずはアラーラブロックから。
■前説
時のらせんブロックで次元の裂け目が修復され、多元宇宙全体の危機は去りました。
しかしその影響で、PWの在り方も大きく変わってしまったのです!
簡単に言うと、半不老不死ではなくなり、特殊能力がかなり制限されました。
ここで困ったのが時のらせんブロックで復活し、レシュラックを『そぉい!』と時の裂け目に投げ込んでほくそ笑んだ『ドミナリア最古の悪』エロ本ジジイニコル・ボーラス様。
ヴェンセールたちが見守る中、「ふふふ、こんなこともあろうかと私は準備をしていたニダ」と次元を渡っていったのでした。
一方、ここにアラーラという次元がありました。
太古の昔、なんやかんやあってここの次元は三色のマナごとの五つの世界に分かれてしまったのです。
原因は色々言われてますがよくわからん。
小さいことは気にすんな、とにかく分かれたんだよ!
ナヤ:Grw次元、怪獣軍団とエルフと獣人、大祖始さんマジパねぇっす。
バント:Wgu次元、マジキチ宗教軍団、世界の危機には大天使アーシャ様が戻ってくるらしい。メンヘラ多いんじゃねえのかここ。
エスパー:Uwb次元、ナマ金属と融合した改造人間インテリ軍団。でもそのナマ金属はよーわからんけど秘密があるらしい。知らんがな。
グリクシス:Bur次元、不死軍団。ヴァンパイアとかゾンビーズとかデーモンズとか。悪斬一体に負ける次元。
ジャンド:Rgb次元、爬虫類軍団。ドラゴンとか野人とか、ウホッ!
だいたいそんな感じで年月が過ぎて、もう隣の次元のこととか忘れちゃった頃がアラーラブロックの舞台です。
■それぞれのPWの流れ
・ニコ厨
アラーラをもう一度一つにし、そのマナを全部食ってかつての力を取り戻そうとしています。
各断片に騒乱を起こすための手先を送り込んでいます。
ナヤ:ナカティルの酋長マリーシが手先。アジャニの兄貴はニコ厨の陰謀を知ったせいで殺されました。
バント:グァファハジードと騎士団の一つが手先。詐欺商法。
エスパー:なんかかどわかしてある。
グリクシス:本拠地、マルフェゴールとか色々
ジャンド:ラッカマーとかいうババア。後にサルカン。
・テゼレット
エスパーにてナマ金属ことエーテリウムを巡っての争いに負け、「なんでだーちくしょー」となったけどなんだかんだでエーテリウムの体を手に入れましたが、その秘密を知ってしまったために追われてプレインズウォーク。
グリクシスにてニコ厨に勧誘されて、ニコ厨創立の多次元間陰謀団・秘密結社Infinite Consortiumのボスにしてもらう。
でも裏切ろうとする。
それを読んだニコ厨がリリアナ経由でジェイスに依頼、マインドレイプされて廃人に。
『ウヴォァー』
尚、アラーラブロックにはまったくと言っていいほど絡まない。
なんなんだあんた
・アジャニ
スーパー主人公属性。
魂の光を操れます。
ナヤ在住のレオニン。
アルビノで差別されてたけど兄貴は味方だったんでそこの群れにいました。
でも群れ襲われて兄貴が殺されました。
キレてPWになりました。
ジャンドにプレインズウォークして、ガチムチ猿缶に簡単な教えを受けて火山に飛び込んでナヤに戻ってきました。
兄貴の仇を探すとこから始まります。
・猿缶
ドラゴン崇拝のマジキチガチムチ。
ドラゴン次元を探してジャンドに辿り着き、定住していました。
途中、おにゃんこ(アジャニ)とかにPWの心得を教えたりしてましたが、ラッカマーに案内されてニコ厨に面会。
猿『ウホッ! いいドラゴン……』
二『や ら な い か』
猿『いいですとも!』
ということで仲間に。
・エルズペス
ペス子。
一般人に偽装してバントに勤めてます。
差別が怖いメンヘラ。
なんかPWの力をあんま使いたくないみたい。
キレると体中から光を出して回転しながら兵士バラ撒いて空を飛びます。
■ストーリー
ナヤに戻ったアジャニは兄貴の魂と語らいながら、その真相を探ろうと群れの生き残りを問い詰めます。
しかし反撃に遭い、崖から突き落とされた衝撃でバントにプレインズウォーク。
バントにて、知らせを受けたペス子はピンときてアジャニに手当てをして会話。
アジャニ『あんたもPWだからわかるだろうが、なんか五つの次元の様子がおかしいみたいっすよ』
ペス子『あたしプレインズウォーカーじゃないけど、そういうこと言うのどうかと思うの』
アジャニ『(ビキビキ』
仕方なくナヤに戻ったアジャニは、自分を襲った奴の家に押し入ります。
汚物は消毒だー。
なんか兄貴殺した主犯は伝説的なナカティルの人物、マリーシらしいです。
大祖始の遺産に何か細工してたマリーシを探し出して小一時間問い詰め、とうとうニコ厨の名前を聞き出しますが、地面がモッコスして投げ出されます。
落ちたところにガルガンチュアンに乗ったエルフの巫女、アニマのメイエルが通りがかります。
メイエル『何してんですかあんた』
アジャニ『いや、なんか起こってるみたいっすよ』
メイエル『知ってますよ、犯人あんたじゃないの?』
アジャニ『違うっすよマジで』
メイエル『あ、そう』
アジャニ『(´・ω・`)
すごすごと帰ったアジャニを尻目に、メイエルは大祖始様に参拝。
大祖始(に偽装したニコ厨)『戦争ニダ』
メイエル『えっ、なにそれこわい』
ニコ厨『皆殺しニダ』
メイエル『あ、そう』
そんなこんなで、怪獣大軍団出撃で御座います。
その一方で、アジャニは五つの次元が重なり合うビジョンを見いだすのでした。
魂の光ってすごいね。
そしてとうとう、各次元のオベリスクがニコ厨の手下どもによって起動され始め、次元が重なっていきます。
後残っている未接続のオベリスクは、バントのものくらいです。
ニヨニヨするニコ厨とは正反対に、各次元は大忙しです。
バントでは、エスパーからの侵略に晒されていました。
ニコ厨の洗脳騎士団『侵略やばいんでイケメンの大将軍ラフィークさんちょっと行ってきて下さいよ』
ラフィーク『いや、それは違う。天使様の導きを待つべきだろう』
二(ry『でも戦わなきゃ駄目ですよ。アーシャ様もそう仰ってるんですから』
ラフィーク『それお前たちが言ってるだけだろう』
二(ry『くぁwせdrftgyふじこlp』
ラフィーク『(駄目だこれ……行くしかないな……』
ラフィーク『なんであんな奴らの言葉に従わなくてはならんのだ。戦うこと自体はやぶさかではないが……』
ムビン(ロウクスのイケメン副官)『仕方ありませんよ、ラフィーク様』
ペス子騎士長『仕方ないけど、これって戦争なのよね』
エスパーとの戦争の最中、イケメンの親友ロウクス副官のムビンが敵の魔法を受け、ペス子に襲い掛かります。
そこを危うくも助けたのはラフィークでした。
ラフィーク『少し休むといい』
ペス子『いえ、戦わなくては。あなたには理解できないかもしれませんが、バントが攻撃されているのは、バントだけの問題ではないのです』
ラフィーク『とにかく休むことだ。それに、あなたの言っていることについては、わからないでもない。私たちも変な動きをしていた手先を捕らえてある。今頃、尋問をされているところだろうな』
グァファ『ひぎぃ』
ラフィークさんマジイケメン。
グァファさんマジ三枚目。
一方、数多くの味方を傷つけてしまい、最終的に足を砕かれて止まったイケメンの親友ロウクス副官のムビンも目を覚まします。
ムビン『私はまた歩けるようになるのか?』
癒し手『無理ですよ。だって粉々ですから』
ムビン『私は、何人の味方を殺したんだ?』
癒し手『…………』
ムビン『多いんだな?』
癒し手『Oh……』
ムビン『……私が目を覚ましたことは、ラフィーク様には伝えないでくれ……それと、祈りの教本をここに』
シリアスすぎですよラフィークさんとムビンさん。
その頃、グリクシスでは。
ニコ厨『おい、ちょっと来いやそこのデーモン』
マルフェゴール(以下○)『あ、はい。ただいま』
ニコ厨『バントのオベリスクが起動してねーんだけどよー、てめーちょっと行ってこいや』
○『え……あの、遠いんですけど。それに天使やら騎士団いるんですよね、あそこ、ちょっとあんまり気が乗ら……』
ニコ厨『リバイアサンの餌にしてやろうか?(ビキビキ』
○『サーセンwwwwwいってきまーっすwwwwww』
一方、ジャンドに行ったアジャニはクレシュの部族と友達になります。
ラッカマーからニコ厨の名前を聞いたことがあるというクレシュ。
アジャニ『知っているのかクレシュ!』
クレシュ『ああ、あのババア俺らを騙しやがったからな、次に見つけたら八つ裂きにしてやる』
アジャニ『こやつめ、ハハハ』
クレシュ『ハハハハハハ』
目がマジです。
色々あって友情が芽生えながらも、ババア発見!
ババア、超強い。
クレシュたち瀕死です。
でもアジャニなら殺せるけど、殺したらニコ厨の居場所を聞き出せません。
ババア『教えて欲しけりゃそいつらを殺しな!』
アジャニ『なん……だと……!』
ババア『じゃなきゃ、何も教えてやらないよ』
アジャニは兄貴への復讐と友達、どちらを取るか葛藤します。
審議中(下の人たちの中に兄貴もいます
∧,,∧ ∧,,∧
∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U ( ´・) (・` ) と ノ
u-u (l ) ( ノu-u
`u-u’. `u-u’
チーン
∧,,∧ .∧,,∧
∧∧(`・ω・´)(`・ω・´)∧∧
(`・ω・´).∧∧) (∧∧(`・ω・´)
| U (`・ω・´)(`・ω・´) と ノ
u-u (l ) ( ノ u-u
`u-u’ `u-u’
アジャニ『お前が死ねやボケーーーーー!』
《稲妻のらせん》
ババア『あばばばばばばばばばばばばばば』
アジャニさんマジオトコマエ。
一方、バントではイケメンロウクス副官のムビンが祈りの教本から手がかりを見つけ、重傷の体を引きずって宮殿の庭を掘り起こし、アーシャの剣の欠片を見つけました。
ムビン『ラフィーク……様、受け取って……ください……伝わって……ください……』(花京院風
戦場ではついに襲来した悪魔、マルフェゴールとラフィークの一軍の戦争が続いていました。
ラフィークたちも健闘しますが、その圧倒的な黒い魔力の渦の前に次々と倒れていきます。
大天使アーシャは一体どこにいったのだ、戻ってくるのではないのかと嘆くも、助けが来るはずもありません。
そこに、馬に乗ったエルズペスが駆けつけます。
ペス子『ラフィーク! これがアーシャの剣よ!』
投げられた剣を受け取ったラフィークは、体に力がみなぎるのを感じます。
その剣の一振りで、不死の軍勢が切り裂かれました(By《最高の時/Finest Hour(ARB)》)
ラフィーク『うおおお! マルフェゴール覚悟!』
○『!?』
ラフィーク『俺が、俺がアーシャだ!』
今までラフィークは大天使アーシャの再来を信じていましたが、それが間違いであったと気づくのです。
そう、ここでのアーシャの役割、その再来は自分なのだと。
エルズペスから魔力の放射を受けたラフィークは天高く舞い上がり、マルフェゴールへと迫ります。
(3/3 + 賛美(+1/+1)+ ペス子(+3/+3飛行)+ 最高の時賛美(+1/+1))
=8/8
○『え、ちょ』
う、うろたえるなマルフェゴール!
グリクシス使いはうろたえない!
俺のライフはまだたっぷりある。
ここからの逆転を考えると、相手に調子付かせてもまずいことになる。
ここで受けてもどうせ8点だ。
よし、振り返りザマに受けて『かかったな馬鹿め!』と返り討ちにしてくれるわ!
スルー!
/\___/ヽ
/’’’’’’ ’’’’’’:::::::\
. |(●), 、(●)、.:| +
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
. | `-=ニ=- ’ .:::::::| +
\ `ニニ´ .:::::/ +
,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、.
: | ’; \_____ ノ.| ヽ i
| \/゙(__)\,| i |
> ヽ. ハ | ||
ラフィーク『えっ』
○『えっ』
ラフィーク『二段攻撃……二回攻撃……』
/\___/ヽ
/’’’’’’ ’’’’’’:::::::\
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| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
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,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、.
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> ヽ. ハ | ||
8点*2+10点*2=36点
○『グ……ズ……ギャアアアアアアアム!』
マルフェゴール様の絶望を表すために崩れたAAでお送りしました。
そして、アジャニたちはアラーラの中心、マナの大渦に辿り着きます。
そこにはメイエルたちのガルガンチュアン軍団や、レオニンたちの群れもいました。
そこでアジャニは、兄貴を殺したのが友人(彼女?)だったザリキだということを知るのです。
また、今ではそれが間違いだったと思っていることも。
アジャニ『なん……だと……』
ザリキ『ごめんなさい。私を殺してくれても構わないわ』
審議中(下の人たちの中に兄貴もいます
∧,,∧ ∧,,∧
∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U ( ´・) (・` ) と ノ
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`u-u’. `u-u’
チーン
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(`・ω・´).∧∧) (∧∧(`・ω・´)
| U (`・ω・´)(`・ω・´) と ノ
u-u (l ) ( ノ u-u
`u-u’ `u-u’
アジャニ『死んで済むかボケーーーーー!』
ザリキ『オウフ』
アジャニはザリキを抱きしめてからブン殴り、彼女にそうさせた大元――ニコ厨への復讐を誓ったのでした。
猿缶『ふははー! すごいぞー! かっこいいぞー!』
そこに、空気を読まない猿缶の召喚したドラゴン軍団が飛来します。
とうとう、ナヤのメイエル率いる怪獣軍団との戦闘が始まりました。
何この怪獣大戦争。
アジャニは自分たちから生まれたマナ、死んでいく生き物たちのマナが全て大渦へと吸収されていくことに気づきました。
心の中の兄貴『お前が止めるのだ、弟よ』
アジャニ『俺たちは大渦の餌だったんだ』
兄貴『そうだ、だから止めなければならない』
アジャニ『俺が皆を止めるんだ!』
《復讐のアジャニ》の奥義が発動し、その場の全てのマナの接続が断ち切られました。
ガルガンチュアンが暴れることも、ドラゴンが火を吐くこともありません。
猿缶もマナを失い、気絶してしまいました。
ざまあwwwwwwwwwwwwwwwwwww
戦いが止まったことに喜ぶ仲間たち、ですがまだ本当の脅威は去っていません。
いえ、これからなのです。
殺伐とした大渦に救世主が!
__
ヽ|・∀・|ノ<そこまでだ、若きPWよ
|__|
| |
突然現れたニコ厨の圧倒的プレッシャーに、その場にいた全員が逃げ惑います。
しかし、アジャニは退こうとはしませんでした。
メイエルやザリキに促されようとも、動きません。
アジャニ『俺がなんとかする。いや、しなければならないんだ』(キリッ
キャーアジャニサーン
__
ヽ|・∀・|ノ<貴様ごときが我に叶うものか
|__|
| |
アジャニ『そんなことはない。そこまで圧倒的ならば、お前は何故手下など使った!』
__
ヽ|・∀・|ノ<貴様のような矮小な者には及びもつくまい。
|__|
| |
アジャニ『それは理由ではない。お前は、いまや俺のような小物を殺す労力も惜しいのだ。今のお前はただの老害に見えるぞ老いたる竜よ』
__
ヽ|・∀・|ノ イラッ
|__|
| |
アジャニ『バーカッ!
\ ¦ /
\ ¦ /
/ ̄ ̄ ヽ,
/ ’, /
\ ノ//, {0} /¨`ヽ {0} ,ミヽ /
\ / く l ヽ._.ノ ’, ゝ \
/ /⌒ リ `ー’′ ’ ⌒\ \
(  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)
` ̄ ̄`ヽ /´ ̄
| | 』
__
ヽ|・∀・|ノ<お、お前などの挑発に乗る我ではない!
|__|
| |
そう言って、ニコ厨は大渦へと飛び込みます。
マナの奔流がニコ厨へと流れ込み、彼に本来の力を取り戻させていきます。
まばゆい光の中で、アジャニは絶望に打ちひしがれました。
アジャニ『もう駄目か……』
心の中の兄貴『まだだ、弟よ』
アジャニ『ジャ、ジャザルの兄貴ィ!』
兄貴『「駄目か」……そんな言葉は、使う必要がねーんだ。なぜなら俺や俺たちの仲間は、その言葉を頭の中に思い浮かべた時には! 実際にもうすでに終わってるからだッ! だから 使った事がねェーーーッ!」
アジャニ『あ、兄貴ッ!」
兄貴『「もう駄目だ」なら使ってもいいッ! だがアジャニッ! てめーはまだ終わってねーだろうがッ!』
アジャニ『!』
兄貴『あとわずかでもそこで生きているのならッ! 「駄目だ」も駄目なんだッ! わかるかアジャニッ!』
アジャニ『わかったよジャザル兄ィ!! 兄貴の覚悟が! 「言葉」でなく「心」で理解できた! 諦めないって思った時は兄貴ッ! すでに行動は終わっているんだね!』
兄貴『ああ……もう、お前は大丈夫だな……』
アジャニ『あ、兄貴ィィィィィィ!』
目が覚めたアジャニは、賢者モード(黄金のたてがみ)にジョブチェンジ。
大渦から伸びるアラーラ全ての命へのマナの糸を見いだします。
そしてそれを、わずかに手繰り寄せたのでした。
__
ヽ|・∀・|ノ<フハハハ、そんな残りカスで何ができる。
|__|
| |
アジャニ『あるとも……ひとつだけな』
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ(空気が迫ってくる音
アジャニは魂の光を操るその力で、光り輝くへヴン状態のニコ厨の奥底、その本質を見定めます。
はぐれ者扱いされた自分とその能力を、認めてくれた兄のことを思い出しながら――
アジャニ『「兄貴の仇を取る」「アラーラも守る」。「両方」やんなくっちゃあならないってのが「PW」のつらいところだな』
__
ヽ|・∀・|ノ<!?
|__|
| |
アジャニ『覚悟はいいか? オレはできてる』
《黄金のたてがみのアジャニ》の最終奥義が発動し、ニコ厨は己の最奥から本質を引き出され、自身の吸収した大渦の力でコピーアバターが誕生しました。
__
ヽ|・∀・|ノ<な、なんぞこれ――!
|__|
| |
独善的且つ狡猾で、お互いをすら信じることができない2体のニコ厨は絡み合い、爆発的なマナの輝きの中で食い合いました。
解説:ニコルは二度と一つには戻れなかった……本物と本質の中間の一塊となり、永遠に戦い続けるのだ。そして殺したいと思っても殺せないので--そのうちニコルは、考えるのをやめた。
次にアジャニが目覚めた時、ニコ厨の姿はどこにも見えませんでした。
アジャニ『 完 全 勝 利 !
\ ¦ /
\ ¦ /
/ ̄ ̄ ヽ,
/ ’, /
\ ノ//, {0} /¨`ヽ {0} ,ミヽ /
\ / く l ヽ._.ノ ’, ゝ \
/ /⌒ リ `ー’′ ’ ⌒\ \
(  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)
` ̄ ̄`ヽ /´ ̄
| | 』
■事後(めんどくなったので簡潔に)
ラフィーク『おいムビン! お前の足、エーテリウム技術で直るかもしれんぞ!』
ムビン『本当ですがラフィーク様!』
ラフィーク『勿論だとも!』
手 術 失 敗
ラフィーク『な、なんだってーーーーー!?』
ペス子『バントで力使っちゃったから私の正体がバレるのも時間の問題ですね……ああ、皆の視線が痛い。見ないで! 私を見ないで!』
バントの人『え、ちょ、誰もそんなこと』
《メンヘラペス子がアラーラからログアウトしました》
猿缶『あれ、ニコル様ー、ニコル・ボーラス様ー?』
シーン
猿缶『ば、馬鹿な、あのニコル様が負けるわけが、あひ、ふひひひひひひ』
《狂乱の猿缶がアラーラからログアウトしました》
アジャニ『戦いは終わった。ザリキ、あとは君が群れを率いてくれ。それが、兄貴に対する罪滅ぼしだ』
ザリキ『アジャニ……私……』
アジャニ『何も言わないでくれ。私はここを去る』
ザリキ『(面倒なだけなんじゃないでしょうね)』
アジャニ『(ねこまんま食いたいお)』
《黄金のたてがみのアジャニがアラーラからログアウトしました》
だいたいこんな感じ。
適当に端折ったので興味ある人は原本をおすすめ。
そして、JFK@あんかばblogさんを参考にしました。
http://blog.mtg.ne.jp/jfk/2009/11/alara-unbroken.html
硬くてぴっちりとしたのが読みたい人はこちらへ。
そしてここまで書いてFoolさんのDNから2chのやるおを発見。
完全に二番三番煎じでした。
俺乙wwwwwwwwwww
終われ。
そのうち、ゼンディカー編もやるかもです。
そんなこんなで、まとめてみようと思います。
私見が色々入ってますがそこは適宜脳内添削してください。
まずはアラーラブロックから。
■前説
時のらせんブロックで次元の裂け目が修復され、多元宇宙全体の危機は去りました。
しかしその影響で、PWの在り方も大きく変わってしまったのです!
簡単に言うと、半不老不死ではなくなり、特殊能力がかなり制限されました。
ここで困ったのが時のらせんブロックで復活し、レシュラックを『そぉい!』と時の裂け目に投げ込んでほくそ笑んだ『ドミナリア最古の悪』
ヴェンセールたちが見守る中、「ふふふ、こんなこともあろうかと私は準備をしていたニダ」と次元を渡っていったのでした。
一方、ここにアラーラという次元がありました。
太古の昔、なんやかんやあってここの次元は三色のマナごとの五つの世界に分かれてしまったのです。
原因は色々言われてますがよくわからん。
小さいことは気にすんな、とにかく分かれたんだよ!
ナヤ:Grw次元、怪獣軍団とエルフと獣人、大祖始さんマジパねぇっす。
バント:Wgu次元、マジキチ宗教軍団、世界の危機には大天使アーシャ様が戻ってくるらしい。メンヘラ多いんじゃねえのかここ。
エスパー:Uwb次元、ナマ金属と融合した改造人間インテリ軍団。でもそのナマ金属はよーわからんけど秘密があるらしい。知らんがな。
グリクシス:Bur次元、不死軍団。ヴァンパイアとかゾンビーズとかデーモンズとか。悪斬一体に負ける次元。
ジャンド:Rgb次元、爬虫類軍団。ドラゴンとか野人とか、ウホッ!
だいたいそんな感じで年月が過ぎて、もう隣の次元のこととか忘れちゃった頃がアラーラブロックの舞台です。
■それぞれのPWの流れ
・ニコ厨
アラーラをもう一度一つにし、そのマナを全部食ってかつての力を取り戻そうとしています。
各断片に騒乱を起こすための手先を送り込んでいます。
ナヤ:ナカティルの酋長マリーシが手先。アジャニの兄貴はニコ厨の陰謀を知ったせいで殺されました。
バント:グァファハジードと騎士団の一つが手先。詐欺商法。
エスパー:なんかかどわかしてある。
グリクシス:本拠地、マルフェゴールとか色々
ジャンド:ラッカマーとかいうババア。後にサルカン。
・テゼレット
エスパーにてナマ金属ことエーテリウムを巡っての争いに負け、「なんでだーちくしょー」となったけどなんだかんだでエーテリウムの体を手に入れましたが、その秘密を知ってしまったために追われてプレインズウォーク。
グリクシスにてニコ厨に勧誘されて、ニコ厨創立の多次元間陰謀団・秘密結社Infinite Consortiumのボスにしてもらう。
でも裏切ろうとする。
それを読んだニコ厨がリリアナ経由でジェイスに依頼、マインドレイプされて廃人に。
『ウヴォァー』
尚、アラーラブロックにはまったくと言っていいほど絡まない。
・アジャニ
スーパー主人公属性。
魂の光を操れます。
ナヤ在住のレオニン。
アルビノで差別されてたけど兄貴は味方だったんでそこの群れにいました。
でも群れ襲われて兄貴が殺されました。
キレてPWになりました。
ジャンドにプレインズウォークして、ガチムチ猿缶に簡単な教えを受けて火山に飛び込んでナヤに戻ってきました。
兄貴の仇を探すとこから始まります。
・猿缶
ドラゴン崇拝のマジキチガチムチ。
ドラゴン次元を探してジャンドに辿り着き、定住していました。
途中、おにゃんこ(アジャニ)とかにPWの心得を教えたりしてましたが、ラッカマーに案内されてニコ厨に面会。
猿『ウホッ! いいドラゴン……』
二『や ら な い か』
猿『いいですとも!』
ということで仲間に。
・エルズペス
ペス子。
一般人に偽装してバントに勤めてます。
差別が怖いメンヘラ。
なんかPWの力をあんま使いたくないみたい。
キレると体中から光を出して回転しながら兵士バラ撒いて空を飛びます。
■ストーリー
ナヤに戻ったアジャニは兄貴の魂と語らいながら、その真相を探ろうと群れの生き残りを問い詰めます。
しかし反撃に遭い、崖から突き落とされた衝撃でバントにプレインズウォーク。
バントにて、知らせを受けたペス子はピンときてアジャニに手当てをして会話。
アジャニ『あんたもPWだからわかるだろうが、なんか五つの次元の様子がおかしいみたいっすよ』
ペス子『あたしプレインズウォーカーじゃないけど、そういうこと言うのどうかと思うの』
アジャニ『(ビキビキ』
仕方なくナヤに戻ったアジャニは、自分を襲った奴の家に押し入ります。
汚物は消毒だー。
なんか兄貴殺した主犯は伝説的なナカティルの人物、マリーシらしいです。
大祖始の遺産に何か細工してたマリーシを探し出して小一時間問い詰め、とうとうニコ厨の名前を聞き出しますが、地面がモッコスして投げ出されます。
落ちたところにガルガンチュアンに乗ったエルフの巫女、アニマのメイエルが通りがかります。
メイエル『何してんですかあんた』
アジャニ『いや、なんか起こってるみたいっすよ』
メイエル『知ってますよ、犯人あんたじゃないの?』
アジャニ『違うっすよマジで』
メイエル『あ、そう』
アジャニ『(´・ω・`)
すごすごと帰ったアジャニを尻目に、メイエルは大祖始様に参拝。
大祖始(に偽装したニコ厨)『戦争ニダ』
メイエル『えっ、なにそれこわい』
ニコ厨『皆殺しニダ』
メイエル『あ、そう』
そんなこんなで、怪獣大軍団出撃で御座います。
その一方で、アジャニは五つの次元が重なり合うビジョンを見いだすのでした。
魂の光ってすごいね。
そしてとうとう、各次元のオベリスクがニコ厨の手下どもによって起動され始め、次元が重なっていきます。
後残っている未接続のオベリスクは、バントのものくらいです。
ニヨニヨするニコ厨とは正反対に、各次元は大忙しです。
バントでは、エスパーからの侵略に晒されていました。
ニコ厨の洗脳騎士団『侵略やばいんでイケメンの大将軍ラフィークさんちょっと行ってきて下さいよ』
ラフィーク『いや、それは違う。天使様の導きを待つべきだろう』
二(ry『でも戦わなきゃ駄目ですよ。アーシャ様もそう仰ってるんですから』
ラフィーク『それお前たちが言ってるだけだろう』
二(ry『くぁwせdrftgyふじこlp』
ラフィーク『(駄目だこれ……行くしかないな……』
ラフィーク『なんであんな奴らの言葉に従わなくてはならんのだ。戦うこと自体はやぶさかではないが……』
ムビン(ロウクスのイケメン副官)『仕方ありませんよ、ラフィーク様』
ペス子騎士長『仕方ないけど、これって戦争なのよね』
エスパーとの戦争の最中、イケメンの親友ロウクス副官のムビンが敵の魔法を受け、ペス子に襲い掛かります。
そこを危うくも助けたのはラフィークでした。
ラフィーク『少し休むといい』
ペス子『いえ、戦わなくては。あなたには理解できないかもしれませんが、バントが攻撃されているのは、バントだけの問題ではないのです』
ラフィーク『とにかく休むことだ。それに、あなたの言っていることについては、わからないでもない。私たちも変な動きをしていた手先を捕らえてある。今頃、尋問をされているところだろうな』
グァファ『ひぎぃ』
ラフィークさんマジイケメン。
グァファさんマジ三枚目。
一方、数多くの味方を傷つけてしまい、最終的に足を砕かれて止まったイケメンの親友ロウクス副官のムビンも目を覚まします。
ムビン『私はまた歩けるようになるのか?』
癒し手『無理ですよ。だって粉々ですから』
ムビン『私は、何人の味方を殺したんだ?』
癒し手『…………』
ムビン『多いんだな?』
癒し手『Oh……』
ムビン『……私が目を覚ましたことは、ラフィーク様には伝えないでくれ……それと、祈りの教本をここに』
シリアスすぎですよラフィークさんとムビンさん。
その頃、グリクシスでは。
ニコ厨『おい、ちょっと来いやそこのデーモン』
マルフェゴール(以下○)『あ、はい。ただいま』
ニコ厨『バントのオベリスクが起動してねーんだけどよー、てめーちょっと行ってこいや』
○『え……あの、遠いんですけど。それに天使やら騎士団いるんですよね、あそこ、ちょっとあんまり気が乗ら……』
ニコ厨『リバイアサンの餌にしてやろうか?(ビキビキ』
○『サーセンwwwwwいってきまーっすwwwwww』
一方、ジャンドに行ったアジャニはクレシュの部族と友達になります。
ラッカマーからニコ厨の名前を聞いたことがあるというクレシュ。
アジャニ『知っているのかクレシュ!』
クレシュ『ああ、あのババア俺らを騙しやがったからな、次に見つけたら八つ裂きにしてやる』
アジャニ『こやつめ、ハハハ』
クレシュ『ハハハハハハ』
目がマジです。
色々あって友情が芽生えながらも、ババア発見!
ババア、超強い。
クレシュたち瀕死です。
でもアジャニなら殺せるけど、殺したらニコ厨の居場所を聞き出せません。
ババア『教えて欲しけりゃそいつらを殺しな!』
アジャニ『なん……だと……!』
ババア『じゃなきゃ、何も教えてやらないよ』
アジャニは兄貴への復讐と友達、どちらを取るか葛藤します。
審議中(下の人たちの中に兄貴もいます
∧,,∧ ∧,,∧
∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U ( ´・) (・` ) と ノ
u-u (l ) ( ノu-u
`u-u’. `u-u’
チーン
∧,,∧ .∧,,∧
∧∧(`・ω・´)(`・ω・´)∧∧
(`・ω・´).∧∧) (∧∧(`・ω・´)
| U (`・ω・´)(`・ω・´) と ノ
u-u (l ) ( ノ u-u
`u-u’ `u-u’
アジャニ『お前が死ねやボケーーーーー!』
《稲妻のらせん》
ババア『あばばばばばばばばばばばばばば』
アジャニさんマジオトコマエ。
一方、バントではイケメンロウクス副官のムビンが祈りの教本から手がかりを見つけ、重傷の体を引きずって宮殿の庭を掘り起こし、アーシャの剣の欠片を見つけました。
ムビン『ラフィーク……様、受け取って……ください……伝わって……ください……』(花京院風
戦場ではついに襲来した悪魔、マルフェゴールとラフィークの一軍の戦争が続いていました。
ラフィークたちも健闘しますが、その圧倒的な黒い魔力の渦の前に次々と倒れていきます。
大天使アーシャは一体どこにいったのだ、戻ってくるのではないのかと嘆くも、助けが来るはずもありません。
そこに、馬に乗ったエルズペスが駆けつけます。
ペス子『ラフィーク! これがアーシャの剣よ!』
投げられた剣を受け取ったラフィークは、体に力がみなぎるのを感じます。
その剣の一振りで、不死の軍勢が切り裂かれました(By《最高の時/Finest Hour(ARB)》)
ラフィーク『うおおお! マルフェゴール覚悟!』
○『!?』
ラフィーク『俺が、俺がアーシャだ!』
今までラフィークは大天使アーシャの再来を信じていましたが、それが間違いであったと気づくのです。
そう、ここでのアーシャの役割、その再来は自分なのだと。
エルズペスから魔力の放射を受けたラフィークは天高く舞い上がり、マルフェゴールへと迫ります。
(3/3 + 賛美(+1/+1)+ ペス子(+3/+3飛行)+ 最高の時賛美(+1/+1))
=8/8
○『え、ちょ』
う、うろたえるなマルフェゴール!
グリクシス使いはうろたえない!
俺のライフはまだたっぷりある。
ここからの逆転を考えると、相手に調子付かせてもまずいことになる。
ここで受けてもどうせ8点だ。
よし、振り返りザマに受けて『かかったな馬鹿め!』と返り討ちにしてくれるわ!
スルー!
/\___/ヽ
/’’’’’’ ’’’’’’:::::::\
. |(●), 、(●)、.:| +
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
. | `-=ニ=- ’ .:::::::| +
\ `ニニ´ .:::::/ +
,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、.
: | ’; \_____ ノ.| ヽ i
| \/゙(__)\,| i |
> ヽ. ハ | ||
ラフィーク『えっ』
○『えっ』
ラフィーク『二段攻撃……二回攻撃……』
/\___/ヽ
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. |(●), 、(●)、.:| +
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
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\ `ニニ´ .:::::/ +
,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、.
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> ヽ. ハ | ||
8点*2+10点*2=36点
○『グ……ズ……ギャアアアアアアアム!』
マルフェゴール様の絶望を表すために崩れたAAでお送りしました。
そして、アジャニたちはアラーラの中心、マナの大渦に辿り着きます。
そこにはメイエルたちのガルガンチュアン軍団や、レオニンたちの群れもいました。
そこでアジャニは、兄貴を殺したのが友人(彼女?)だったザリキだということを知るのです。
また、今ではそれが間違いだったと思っていることも。
アジャニ『なん……だと……』
ザリキ『ごめんなさい。私を殺してくれても構わないわ』
審議中(下の人たちの中に兄貴もいます
∧,,∧ ∧,,∧
∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U ( ´・) (・` ) と ノ
u-u (l ) ( ノu-u
`u-u’. `u-u’
チーン
∧,,∧ .∧,,∧
∧∧(`・ω・´)(`・ω・´)∧∧
(`・ω・´).∧∧) (∧∧(`・ω・´)
| U (`・ω・´)(`・ω・´) と ノ
u-u (l ) ( ノ u-u
`u-u’ `u-u’
アジャニ『死んで済むかボケーーーーー!』
ザリキ『オウフ』
アジャニはザリキを抱きしめてからブン殴り、彼女にそうさせた大元――ニコ厨への復讐を誓ったのでした。
猿缶『ふははー! すごいぞー! かっこいいぞー!』
そこに、空気を読まない猿缶の召喚したドラゴン軍団が飛来します。
とうとう、ナヤのメイエル率いる怪獣軍団との戦闘が始まりました。
何この怪獣大戦争。
アジャニは自分たちから生まれたマナ、死んでいく生き物たちのマナが全て大渦へと吸収されていくことに気づきました。
心の中の兄貴『お前が止めるのだ、弟よ』
アジャニ『俺たちは大渦の餌だったんだ』
兄貴『そうだ、だから止めなければならない』
アジャニ『俺が皆を止めるんだ!』
《復讐のアジャニ》の奥義が発動し、その場の全てのマナの接続が断ち切られました。
ガルガンチュアンが暴れることも、ドラゴンが火を吐くこともありません。
猿缶もマナを失い、気絶してしまいました。
ざまあwwwwwwwwwwwwwwwwwww
戦いが止まったことに喜ぶ仲間たち、ですがまだ本当の脅威は去っていません。
いえ、これからなのです。
殺伐とした大渦に救世主が!
__
ヽ|・∀・|ノ<そこまでだ、若きPWよ
|__|
| |
突然現れたニコ厨の圧倒的プレッシャーに、その場にいた全員が逃げ惑います。
しかし、アジャニは退こうとはしませんでした。
メイエルやザリキに促されようとも、動きません。
アジャニ『俺がなんとかする。いや、しなければならないんだ』(キリッ
キャーアジャニサーン
__
ヽ|・∀・|ノ<貴様ごときが我に叶うものか
|__|
| |
アジャニ『そんなことはない。そこまで圧倒的ならば、お前は何故手下など使った!』
__
ヽ|・∀・|ノ<貴様のような矮小な者には及びもつくまい。
|__|
| |
アジャニ『それは理由ではない。お前は、いまや俺のような小物を殺す労力も惜しいのだ。今のお前はただの老害に見えるぞ老いたる竜よ』
__
ヽ|・∀・|ノ イラッ
|__|
| |
アジャニ『バーカッ!
\ ¦ /
\ ¦ /
/ ̄ ̄ ヽ,
/ ’, /
\ ノ//, {0} /¨`ヽ {0} ,ミヽ /
\ / く l ヽ._.ノ ’, ゝ \
/ /⌒ リ `ー’′ ’ ⌒\ \
(  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)
` ̄ ̄`ヽ /´ ̄
| | 』
__
ヽ|・∀・|ノ<お、お前などの挑発に乗る我ではない!
|__|
| |
そう言って、ニコ厨は大渦へと飛び込みます。
マナの奔流がニコ厨へと流れ込み、彼に本来の力を取り戻させていきます。
まばゆい光の中で、アジャニは絶望に打ちひしがれました。
アジャニ『もう駄目か……』
心の中の兄貴『まだだ、弟よ』
アジャニ『ジャ、ジャザルの兄貴ィ!』
兄貴『「駄目か」……そんな言葉は、使う必要がねーんだ。なぜなら俺や俺たちの仲間は、その言葉を頭の中に思い浮かべた時には! 実際にもうすでに終わってるからだッ! だから 使った事がねェーーーッ!」
アジャニ『あ、兄貴ッ!」
兄貴『「もう駄目だ」なら使ってもいいッ! だがアジャニッ! てめーはまだ終わってねーだろうがッ!』
アジャニ『!』
兄貴『あとわずかでもそこで生きているのならッ! 「駄目だ」も駄目なんだッ! わかるかアジャニッ!』
アジャニ『わかったよジャザル兄ィ!! 兄貴の覚悟が! 「言葉」でなく「心」で理解できた! 諦めないって思った時は兄貴ッ! すでに行動は終わっているんだね!』
兄貴『ああ……もう、お前は大丈夫だな……』
アジャニ『あ、兄貴ィィィィィィ!』
目が覚めたアジャニは、賢者モード(黄金のたてがみ)にジョブチェンジ。
大渦から伸びるアラーラ全ての命へのマナの糸を見いだします。
そしてそれを、わずかに手繰り寄せたのでした。
__
ヽ|・∀・|ノ<フハハハ、そんな残りカスで何ができる。
|__|
| |
アジャニ『あるとも……ひとつだけな』
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ(空気が迫ってくる音
アジャニは魂の光を操るその力で、光り輝くへヴン状態のニコ厨の奥底、その本質を見定めます。
はぐれ者扱いされた自分とその能力を、認めてくれた兄のことを思い出しながら――
アジャニ『「兄貴の仇を取る」「アラーラも守る」。「両方」やんなくっちゃあならないってのが「PW」のつらいところだな』
__
ヽ|・∀・|ノ<!?
|__|
| |
アジャニ『覚悟はいいか? オレはできてる』
《黄金のたてがみのアジャニ》の最終奥義が発動し、ニコ厨は己の最奥から本質を引き出され、自身の吸収した大渦の力でコピーアバターが誕生しました。
__
ヽ|・∀・|ノ<な、なんぞこれ――!
|__|
| |
独善的且つ狡猾で、お互いをすら信じることができない2体のニコ厨は絡み合い、爆発的なマナの輝きの中で食い合いました。
解説:ニコルは二度と一つには戻れなかった……本物と本質の中間の一塊となり、永遠に戦い続けるのだ。そして殺したいと思っても殺せないので--そのうちニコルは、考えるのをやめた。
次にアジャニが目覚めた時、ニコ厨の姿はどこにも見えませんでした。
アジャニ『 完 全 勝 利 !
\ ¦ /
\ ¦ /
/ ̄ ̄ ヽ,
/ ’, /
\ ノ//, {0} /¨`ヽ {0} ,ミヽ /
\ / く l ヽ._.ノ ’, ゝ \
/ /⌒ リ `ー’′ ’ ⌒\ \
(  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)
` ̄ ̄`ヽ /´ ̄
| | 』
■事後(めんどくなったので簡潔に)
ラフィーク『おいムビン! お前の足、エーテリウム技術で直るかもしれんぞ!』
ムビン『本当ですがラフィーク様!』
ラフィーク『勿論だとも!』
手 術 失 敗
ラフィーク『な、なんだってーーーーー!?』
ペス子『バントで力使っちゃったから私の正体がバレるのも時間の問題ですね……ああ、皆の視線が痛い。見ないで! 私を見ないで!』
バントの人『え、ちょ、誰もそんなこと』
《メンヘラペス子がアラーラからログアウトしました》
猿缶『あれ、ニコル様ー、ニコル・ボーラス様ー?』
シーン
猿缶『ば、馬鹿な、あのニコル様が負けるわけが、あひ、ふひひひひひひ』
《狂乱の猿缶がアラーラからログアウトしました》
アジャニ『戦いは終わった。ザリキ、あとは君が群れを率いてくれ。それが、兄貴に対する罪滅ぼしだ』
ザリキ『アジャニ……私……』
アジャニ『何も言わないでくれ。私はここを去る』
ザリキ『(面倒なだけなんじゃないでしょうね)』
アジャニ『(ねこまんま食いたいお)』
《黄金のたてがみのアジャニがアラーラからログアウトしました》
だいたいこんな感じ。
適当に端折ったので興味ある人は原本をおすすめ。
そして、JFK@あんかばblogさんを参考にしました。
http://blog.mtg.ne.jp/jfk/2009/11/alara-unbroken.html
硬くてぴっちりとしたのが読みたい人はこちらへ。
そしてここまで書いてFoolさんのDNから2chのやるおを発見。
完全に二番三番煎じでした。
俺乙wwwwwwwwwww
終われ。
そのうち、ゼンディカー編もやるかもです。
コメント
うちの首領が産休→育児のコンボでMTGWikiや公式ページに記事が載らなくなり、
ストーリーが曖昧で情報欲しー、なユーザも多いっぽいですね……
自分じゃカバーし切れんしな―――
上の記事、テイストが好きです。むしろ、分かりやすいわw
この勢いで冬コミに向kt(にぎゃ
おっとマルフェゴールさんの悪口はそこまでだ。
それにしてもテゼレットマジ空気。ボーラスに各断片のPWが挑む構図のイラストありましたけど、あれは一体何だったのか…。
つづき期待してます!
エルズペスとテゼレットのストーリーが漫画読んでもよくわかってなかったから、これで補完できたwww
グァファさんいい味出してるなぁwww
○さまのスルーのくだりが特にwww
サルカン様がどうみても○馬w
ゼンディカー編にも期待agew
てかこいつら(主に主人公と敵役)間違いなくスタンド能力持ってるだろwww
勢いでリンクさせて頂きました。よろしくお願いします><
腹イタイwww
「人」知ってる~!!
嘘の様な、本当の話!!!
ゼンディカー編も、ちょ→期待!!
次回作も期待しています
また機会がありましたらよろしくお願いします。
勝手ながらリンクさせていただきましたw
夏コミは今頃原稿中でしょうか?
とはいえ、ご理解頂けたなら何よりです。
>紡さん
>集合絵
あれはマローの罠だ。
>keizoさん
アラーラはまだマシだったとゼンディカーブロックを見て言わざるを得ない。
>†JOHNNY†さん
グァファは小物すぐる。
>SHOTAさん
ふひひwwwwあれ実体験すからwwwwサーセンwwwww
>まつかささん
楽しんで頂けたなら何よりです。
ブルーアイズ(ry
>Akkeyさん
アノワン先生の活躍にご期待下さい。
>タカさん
大 喝 采
>会長
どう見てもJOJOです本当に(ry
>けいごさん
楽しんで頂けたなら何よりです。
>通りすがるさん
やってることはコリアンと大して変わりませんよねwww
>ばね。さん
イラッときたw
>よしきちさん
次回作はあるのでしょうか・・・
>KIIさん
よろろーっす。
>DIOさん
あいさ、こちらこそ予定が合わせられず申し訳ありませんでした。
> 柊だってヴぁさん
よろよろーっす。