今日仕事で町田近郊に行ったので町田潜水艦へ。
《古霊の踏み行く処/Where Ancients Tread(ALA)》は無事一枚70円で見つかりました、いぇっふ。
そして《野生の跳ね返り/Wild Ricochet(LRW)》も安かったので何故か4枚購入(ぉ

でもコレって効果どうなるんだろ。
単体除去ならわかりやすいけども……検索してみましたがイマイチなので他の方のお知恵を拝借したい。

その壱、《残酷な根本原理/Cruel Ultimatum(ALA)》
 対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げ、カードを3枚捨て、その後5点のライフを失う。あなたはあなたの墓地にあるクリーチャー・カードを1枚あなたの手札に戻し、カードを3枚引き、その後5点のライフを得る。


えーっと、相手のこれに《野生の跳ね返り/Wild Ricochet(LRW)》を打つと、
相手はコントローラーのままだけど、コピーはこちらがコントロールってことか?
解決順は、自分の根本原理→相手の根本原理 ってなるのかしら。

①相手がクリーチャーを1体生贄に捧げ、カードを3枚捨て、5点のライフを失う。私は墓地にあるクリーチャーカードを1枚手札に戻し、カードを3枚引き、その後5点のライフを得る。

②私はクリーチャーを1体生贄に捧げ、カードを3枚捨て、5点のライフを失う。相手は墓地にあるクリーチャーカードを1枚手札に戻し、カードを3枚引き、その後5点のライフを得る。

最終的に、

[手札]
私:ドロー3枚+回収1枚-ディスカード3枚-跳ね返り1枚=±0
相手:-ディスカード3枚+ドロー3枚+回収1枚-根本原理1枚=±0
[ライフ]
私:5点ゲイン-5点ルーズ=±0
相手:-5点ルーズ+5点ゲイン=±0
[場]
私:クリーチャー1体生贄=-1
相手:クリーチャー1体生贄=-1

だからトントンなのか。
いやでも、こっちは①解決でドローしてから不要なのを捨てられる。
相手は①解決で今の手札全部捨ててから、よくわからない3枚をドローする。
そう考えるとやや有利……なのか?

その弐、《原初の命令/Primal Command(LRW)》
 以下の4つから2つを選ぶ。「プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは7点のライフを得る。」「クリーチャーではないパーマネント1つを対象とし、それをオーナーのライブラリーの一番上に置く。」「プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分の墓地を自分のライブラリーに加えた上で切り直す。」「あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを1枚探し、それを公開し、それをあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。」


えーっとこれは、能力ごとに見ると、
①プレイヤー対象なので変更可能、私は14点ゲイン
②パーマネイント対象なので変更可能、2枚指定してライブラリトップへ
③プレイヤー対象なので変更可能、私は墓地を両方戻すこともできる。
④コントローラなので、私と相手はそれぞれ1枚ずつサーチする。
なのですかね。
ライブラリトップ&クリーチャーサーチだと相手のパーマネント2枚をライブラリに戻して、結果的に除去になるのか……。

その三、《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》
 以下の4つから2つを選ぶ。「呪文1つを対象とし、それを打ち消す。」「パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。」「あなたの対戦相手がコントロールするすべてのクリーチャーをタップする。」「カードを1枚引く。」


これも能力ごとに見ると、
①呪文対象なので変更可能
②パーマネント対象なので変更可能。任意の2枚を手札に戻す。
③コントローラなので、私と相手は互いのクリーチャーをタップし合う。
④コントローラ…なのか? それならお互い1枚引く。
いまいち利益がないですね。

その四、《不敬の命令/Profane Command(LRW)》
 以下の4つから2つを選ぶ。「プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはX点のライフを失う。」「あなたの墓地にある、点数で見たマナ・コストがX以下のクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを場に戻す。」「クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-X/-Xの修整を受ける。」「最大X体までのクリーチャーを対象とする。それらはターン終了時まで畏怖を得る。」


①プレイヤー対象なので変更可能、相手は2Xのライフを失う。
②コントローラなので、私と相手はそれぞれX以下のクリーチャーを場に戻す。
③クリーチャー対象なので変更可能、相手のクリーチャー2体を対象にできる。
④クリーチャー対象なので変更可能、私のクリーチャーにつけることもできる。
一番目だけで十分な気もしますが、さて。

とまぁ、今の環境でアレなカードの効果を考えてみました。
ココが違うよ! とかあったら教えて下されば幸いです。

かしこ

コメント

kondohi
2009年6月9日22:04

《残酷な根本原理》は、「プレイヤー」ではなく「対戦相手」が対象なので、2人戦の場合に相手がプレイした《残酷な根本原理》の対象を相手に変更したりコピー先を相手に指定することはできないと思われます。残念ながら。

くろぺん@グール樹
2009年6月9日23:03

野生の跳ね返り/Wild Ricochet
インスタント呪文かソーサリー呪文1つを対象とする。あなたは、それの新しい対象を選んでもよい。その後その呪文をコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。

コピーのコントローラーは自分になります。
もし《残酷な根本原理/Cruel Ultimatum(ALA)》に対して打ったら、
本体の対象変更は出来ない(相手から見て「対戦相手」はあなたのみ)が、
コピーの対象変更はできます
(※コピーが生成された時点で、そのコピーはあなたのコントロール下ですが、対象は「あなた」です。「あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。」によって、対象を対戦相手にしても「よい」のですが、そうしない選択もあります。その場合「対戦相手」を対象にしなければならないのに「あなた」を対象としていることで、「対象不適正→コピーは打ち消される」となります。)

謎めいた命令で「カウンターと1ドロー」されたら、野生の跳ね返りのコピーで相手の命令を消せば無問題。

くりす
2009年6月9日23:52

緑命令でライブラリートップ&クリーチャーサーチの場合、対象とするパーマネントを両方同じ物にすると、相手側のクリーチャーサーチ部分を無くすことが出来ます。
ま、土地二つ戻してサーチさせたほうが良さそうですがw

kondohi
2009年6月10日0:59

なるほど。コピーの方はOKでしたか。
となると《残酷な命令》対策としてありですかねぇ。
さすがに、《残酷な命令》を打ってからカウンターは飛ばないでしょうし。

nophoto
鳥助
2009年6月10日4:49

お互い手札が3枚以上なら若干有利なんですが、実際はそれより少ないことのほうが多いので
相手は最低でも手札3枚+回収クリーチャーになるのに対し、自分は元の手札枚数+1枚(クリーチャー回収分)となり
手札が2枚や1枚だとマイナスですね。そのまま撃たれるよりはマシですが。

MaGuRo
2009年6月11日1:06

皆さんお教え頂きありがとうございます!

>otakutalkerさん
《残酷な根本原理/Cruel Ultimatum(ALA)》はコピーだけOKのようですね。
さすがに7マナから《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》とか飛んできたら噴きますわw

>みどぺんさん
詳しい解説ありがとうございます。
うん、とてもわかりやすい。
そして《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》をカウンターは《流刑への道/Path to Exile(CON)》をカウンターされた時くらいしかマナ的にきついかもしれません。
普通にバウンス1ドローをカウンターでも美味しいですが。

>くりすさん
あー、対象不適正になるんですね。
土地2つ戻しというよりブロッカー2体戻して除去って、返しのターンで撲殺したほうが美味しいかもしれません。

>鳥助さん
よく考えてみるとそうなんですよね。
まぁ、ライフ±ゼロで手札にナマモノ1枚残ると思えば普通に撃たれるよりは確かにマシです。
……《襲撃の乱暴者/Blitz Hellion(ARB)》回収して返しに7点しか浮かびませんがw

nophoto
鳥助
2009年6月11日23:11

>《襲撃の乱暴者/Blitz Hellion(ARB)》回収
出来ないことはないですが、割と条件が厳しいような・・・。

MaGuRo
2009年6月12日0:05

>鳥助さん
確かに墓地回収は厳しいですね。
まぁ、3枚ドローで引くことを祈りつつ、でしょうか。

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